1,注文住宅を候補から除外
家を建てるならやっぱり自分の好きなように建てたい!
という思いは結婚した時から持ち始めていました。しかしながら、いざ家を建てることが現実味を帯びてくると予算のことが気になってしまい「いかに安く家を買うか」という考えが一番になってしまいました。
家を建てるというよりも、家を買う。つまり、建売か中古。
もう、注文住宅という選択肢はまるでなくなりました。
2,冷やかしでハウスメーカー訪問
ある日曜日、妻と朝からどこへ行こうか相談中でした。
妻が住宅展示場に行ってみようと言い出しました。不動産屋ではなく住宅展示場に行きたいと言うあたりが、実はまだ妻はあきらめてはいなかったと最近になってその時の本音を私に暴露しました。
昼頃に二件ほど見て回りました。どの家も展示場の家は素晴らしいものばかりで、私はますます新築の注文住宅への希望も夢もなくしていきました。
三件目で一通り内覧させてもらった後に、予算の話になりました。
私は正直に、現状で精いっぱいの金額と希望を営業さんに言いました。
3,そんなのありですか!
営業さんも私の提示した金額でやはり難しい顔つきになりました。
営業さんも「この建坪でこの金額は無理です。面積を半分にしないといけません。」とキッパリと言われました。そりゃそうだと私だって思っていますよ。
あきらめかけたその時、「では、在来で行きますか!在来ならフルオーダーで行けます。」と営業さん。
急に希望が見えてきました。在来?在来工法のこと?
どうやらそこは、工務店が住宅メーカーの代理店としても請け負っているということでした。
4,とんとん拍子に…。
そうと決まったら話は全速力で進みました。
工務店さんの親切丁寧な対応で細かいところまで話を詰め、土地も紹介していただき半年後には希望通りの素敵な戸建ての注文住宅が建ちました。
5,毎日帰る家
毎日帰る場所ですから、やはり自分たちが納得していないといつか嫌になってしまいます。ですから、家は良くも悪くも納得できる注文住宅がいいです。