コンセント位置の失敗談!新築入居後に「ここにあれば…」と嘆いた場所

「コンセントの数は、多すぎるくらいでちょうどいい」。松江市で新築注文住宅の打ち合わせで何度も耳にしたアドバイスでした。だからこそ、私たちは各部屋に標準以上のコンセントを配置し、万全の態勢で入居を迎えたつもりでした。リビングの隅、キッチンカウンター、寝室の両脇……図面の上では完璧な布陣だったはずです。

ところが、実際に生活を始めてみると、なぜか「そこ」にはコンセントがなく、代わりに「使わない場所」にポツンと余っている現状。延長コードが床をのたうち回る光景を見るたびに、新築時の自分を問い詰めたくなります。今回は、入居後に気づいた「ここにあれば…」と本気で嘆いたコンセント位置の失敗談5選を公開します。

1. ダイニングテーブルの「真下」という盲点

ホットプレートでホットケーキを焼いたり、卓上で鍋を楽しんだり。ダイニングテーブルは家族が集まる場所ですが、電源を壁から引くと、コードが子供の足に引っかかる「トラップ」になります。新築時にテーブルを置く位置の床に「フロアコンセント」を作っておけば、どれほどスマートだったか。

また、最近ではダイニングで在宅ワークをする機会も増えました。パソコンの充電器を繋ぐたびに、椅子を引いて壁まで手を伸ばす……。この小さな動作が、日々のストレスとして蓄積されます。新築の設計段階で、家具の配置を「10cm単位」でシミュレーションすることの重要性を痛感した場所です。

2. 収納の「中」にこそ電源が必要だった

「収納の中は物を置くだけだから、電気はいらない」。そう思っていた自分を叱りたい。今の時代、コードレス掃除機の充電、お掃除ロボットの基地、さらにはWi-Fiルーターなどの通信機器……これらはすべて「隠して設置」したいものばかりです。しかし、我が家のクローゼットの中にはコンセントがありません。

結果として、お掃除ロボットはリビングの目立つ場所で充電され、掃除機のコードは廊下を跨いでいます。新築時にクローゼットやパントリーの中に1箇所ずつコンセントを作っておくだけで、生活感は劇的に消し去ることができたはずです。見えない場所への配慮こそ、新築の美しさを保つ鍵でした。

3. キッチンカウンターの「立ち上がり」

キッチン背面には多めにコンセントを作りましたが、調理をする「手元」を忘れていました。ハンドミキサーを使ったり、タブレットでレシピを見たりするとき、背面からコードを伸ばすとシンクを横切ることになり、水濡れが怖くて気が気ではありません。

キッチンの腰壁(立ち上がり部分)に、防水タイプのコンセントを1つ。これがあるだけで、調理の機動力は3倍変わります。新築のキッチンは「魅せる」ことも大切ですが、実際に道具を使う瞬間の「動き」をもっと深掘りして設計すべきだったと、ブレンダーを使うたびに思い返しています。

4. 玄関ニッチや下駄箱の「上」

玄関は単なる通路ではありません。クリスマスにライトアップした飾りを置いたり、電動自転車の重いバッテリーを充電したり、あるいは帰宅後にスマートウォッチを充電したり。そんな「ちょっとした電源」が玄関に欲しい瞬間は多々あります。

特に電動自転車の充電は、リビングまで重いバッテリーを運ぶのが地味に苦痛です。玄関の棚の上やニッチに1箇所。これがあれば、新築の玄関はもっと多機能で、家族に優しい場所になっていたはずです。外からの動線と、充電が必要なガジェットの相関図を、もっと真剣に考えるべきでした。

まとめ:コンセントは「未来の暮らし」へのパスポート

コンセントの追加費用は、新築工事中なら1箇所数千円程度。しかし、入居後に追加しようとすれば、壁を剥がして配線を引く「大工事」となり、数万円の費用と見た目の妥協が必要になります。「迷ったら付ける」という格言は、あながち間違いではありません。図面を見ながら、朝起きてから寝るまでの自分の動きをスローモーションで再現してみてください。きっと「ここだ!」という隠れたポイントが見つかるはずですよ。

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