1.憧れの注文住宅
どんな方でも自分の家を持つことで夢を描かない方はいないでしょう。十人十色の描いた夢をどうやって実現しようかと考えただけでもワクワクしますよね。建売の家を購入するのも悪くはありませんが、恐らく大半の方が一生に一度の最大の買い物である自宅を入手するんですから、可能な限り自らの希望を取り入れた家にしたいと思うことは当然のことです。何度も設計士さんと、相談をするのは手間がかかりますが、一つ一つ希望が形になっていく工程は本当にうれしいものです。図面が仕上がり、場合によっては、親切な設計士さんであればミニュチュアの家を作って下さる場合もあり、もうこれだけで完成してしまった気持ちになるくらい、何時までも眺めていたいくらい感動しますよ。
2.思わぬハプニング
基礎がしっかりと出来、土台が組み上がって来ると、いよいよ夢の実現です。当初抱いていたイメージと異なる部分が出てくることがあります。ある程度の長丁場ですから、可能ならば、足繁く、建築現場に足を運ぶことをお勧めします。設計図にはなくとも、「ここにニッチがあれば良かったかな?」等、決して大きくはないが微小な変更をしてもらいたくなることもあります。ここで、現場の大工さんと仲良くなっていれば、わがままを聞いてくれるかもしれません。現場大工さんの休憩時間には、差し入れをもって、現場で労をねぎらってあげるとともに相談してみるのも良いかもしれません。
3.それでも家が好き
身の丈に合った自分好みの家であれば、しかも、自分の夢が詰まった注文住宅なら、愛着があるのは当然で、「狭いながらも楽しい我が家」は、間違いなく真理です。帰る家がある事の幸福は、何物にも代えがたいもののはずです。限られた予算の中で、やっと手に入れたお父さんの書斎、お母さんのアイランドキッチン、家族そろって楽しく顔を合わせることの出来るリビングなど、ワクワク感が毎日続く、こんな家を頑張って建てて良かったと必ず思えることを実感してください。